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なぜDXが今、求められているのか?注目の背景や必要性を解説

なぜDXが今、求められているのか?注目の背景や必要性を解説
DXは最新のデジタル技術を導入することで、業務やサービスにとどまらず、ビジネスモデルや組織をより良くするための取り組みを指します。コンピューターが普及して起こった2000年のITバブルで一度は勢いを失いつつも、社会におけるデジタルの役割は大きくなり、デジタルが中心となった2010年代にDXが求められるようになりました。大企業ではすでに8割以上が着手していると言われており、デジタル技術を活用して変化に対応することが競争力を強化するためのカギです。この記事ではDXが求められている背景や必要性を詳しく解説します。

目次

なぜDXが今、求められているのか?

経済産業省は2018年9月の「DXレポート」を皮切りに、DX実現に対する税制優遇や、企業がDXへの取り組みを自己評価できるツールの開発など、DXに対する重要度が国全体で高まっています。

しかし、なぜ2018年以降、経産省を中心にDXに向けた取り組みが進んでいるのでしょうか。ここからは、DXの取り組みの背景について詳しく解説します。


変化する市場環境に対応するため

DXが求められている理由の1つは、変化する市場環境に対応するためです。経産省が2020年11月に発表した「デジタルガバナンス・コード2.0」によると、今後、人口減少や地方の過疎化などの変化が予測されており、生じる社会問題に合わせてサービスやビジネスモデルの変革が求められています。

仮にDXをしないままでは、顧客のニーズや市場の変化についていけず、今後さらにデジタル化が進むことを考えると、企業の競争力向上のためにDXの取り組みは必要不可欠と言えるでしょう。


タイムリミットが迫る「2025年の崖」問題も

さらに同省は、2018年9月の『DXレポート』で、2025年を契機にシステムのレガシー化やエンジニアやDX人材の不足が問題化するとした「2025年の崖」問題を指摘しています。(出典:『DXレポート 〜ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開〜』経済産業省

デジタルを活用して変化の激しい市場に対応した新システムの導入など、今の時代ではかつてないほどユーザーのニーズを捉えることが求められています。


DXで期待できる効果とは?

変化の激しい市場で企業競争力向上を目指せる「DX」。ここからは経営、技術、人材の3つの観点からみた、DXで期待できる効果について説明します。

経営面:国内市場の変化に対応でき、マーケットの拡大を目指せる

まず経営面の効果として、市場の変化への対応が可能になる点が挙げられます。デジタルツールで収集したデータの活用で、施策立案から実施までのスピードを高められるだけでなく、施策の改善のスピードも向上するため、変化を逆手にとって新規市場へ参入するといった、マーケットの拡大にもつながります。

技術面:システムの刷新やプラットフォーム活用でリスクの低減につながる

社内で異なるシステムを運用している場合、保守運用のコストが増えるだけでなく、システム間のデータ共有にともなうデータの流出やシステムトラブルなどのリスクも高まります。特に、近年はセキュリティインシデントの発生件数が増えつつあり、企業のデータ管理意識の向上が求められています。

そうした背景からも、DXによって既存システムをリプレイスしたり、基幹システムを導入し全社的なデータ管理を進めたりといった取り組みで、運用時のリスク削減が可能です。

人材面:デジタル技術の活用で変化に対応できる人材の育成につながる

DXの取り組みは、経営や技術だけでなく人材への効果も期待できます。たとえば、システム刷新などの取り組みでデータ収集基盤構築や加工・分析技術のような「データエンジニアリング力」や「データサイエンス力」を身につけたり、デジタル技術のビジネスへ活用することで「ビジネス力」を身につけたりするなど、デジタル人材の育成につながります。

デジタル技術の活用は、企業競争力向上にとって必要不可欠な取り組みのため、こうしたデジタル人材の活用は、自社の成長に大きく貢献するでしょう。


DX推進には課題も

DXには期待できる効果がさまざまある一方で、推進にはさまざまな課題があることもまた事実。ここからは、DX推進で起こりうる課題と解決策について解説します。

また、DX推進の課題は、以下の記事でもより詳しく解説しています。DXに取り組みたいけれど、現状うまく進められていないと考えているご担当の方はぜひ、ご覧ください。

DX推進を阻む3つの課題とは? 解決のポイントも合わせて解説

経営面:DXを目指すビジョンや戦略自体の不在

DXを実施する上で目指すビジョンや戦略がないことは課題です。ビジョンや戦略がないと、全社でDXに対する認識を揃えることができず、DXを進めることはできません。特に経営層と現場で認識がズレていると、DXの効果そのものが失われてしまいます。

DX推進をする際は、まずは現場の作業状況や課題を洗い出し、DXによって達成したいビジョンや戦略を立てた上で、具体的な施策に取り掛かるとよいでしょう。

技術面:既存システムのブラックボックス化などが足かせに

社内で異なるシステムを運用している場合も、企業全体でのシステム運用や情報管理が複雑でDX推進を阻む場合があります。たとえば、部署ごとで異なるシステムを使っている場合、システムによってデータ連携の仕組みが異なり、APIの追加開発などが発生する場合があります。

DXでは、さまざまな種類のデータを一元管理し、既存事業の改善や新規事業の立案につなげます。社内で異なるシステムを使用している場合は、まず全社で統一されたシステムへの移行を検討する、もしくはシームレスなデータ管理や連携ができるよう、仕組みの再検討が必要です。

人材面:DX人材の確保が難航

DXには「プロダクトマネージャー」や「ビジネスデザイナー」などDXに精通した「DX人材」の存在が不可欠です。しかし、このようなデジタル領域に精通した人材は市場に少なく、採用が難しいことも事実。そのため、短期的には既存社員の知識・ノウハウが生かせるようなデータ連携・管理の検討から進め、段階的に既存事業の改善、新規事業の立案を行うなど中長期を見据えた体制づくりから初めてみると良いでしょう。


まとめ

DXは変化し続ける市場や社会課題に対して、デジタル技術を用いて企業を変革する手段としての重要性が高まっています。直近では新型コロナウイルスの感染拡大によって、客先常駐やオフィスへの出勤など、企業に対して「今まで常識とされたモノ」を変革することが求められました。今後さらにデジタルが生活に浸透し、激しく変化していく現代で、競争力を維持し続けるためには、今DXに本腰を入れて取り組むべきではないでしょうか。

デザインワン・ジャパンのDXソリューションは、14年を超える自社サービスの運用、受託開発の経験を生かし、新規事業のアイデア創出から保守運用まで包括的な支援が可能です。弊社のDXソリューションにご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。


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