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トラブルを未然に防ぎ無駄のない改善でマッチングサイトの新規開発に成功

トラブルを未然に防ぎ無駄のない改善でマッチングサイトの新規開発に成功
2023年創業の株式会社ENMA。インフルエンサーマッチングサイト「ENMA」(エンマ)を運営し、企業、インフルエンサー、NPOをつなぎ社会課題の解決を目指しています。ENMAは2023年10月にサービス提供を開始、TikTokに特化したプラットフォームとしてTikToker、消費者に発信したい企業やNPO団体が参加。日本での寄附文化の醸成や企業のCSR活性化への貢献を目的としています。開発開始当初、自社にエンジニアがいない中で開発拠点が海外にあるオフショア開発を選択した代表取締役の児島玲知さん。その理由を聞きました。

目次

この事例のポイント

・信頼できる「ブリッジSE」がウェブサイトやプラットフォームの構築、機能開発をサポート
・納品前の検収試験で不具合やバグが発生も迅速な対応で納期通りに完成
・ディレクションができるスタッフのコミュニケーションと対応力に安心感。サービス保守もDOJに委託

開発したもの

インフルエンサー、企業、 NPOをつなぐマッチングプラットフォームENMAのウェブサイト構築、機能開発。




御社の事業と開発の経緯を教えて下さい。

児島 弊社はインフルエンサー、商品やサービスの情報を広めたい企業、 社会貢献活動に取り組んでいるNPOをつなぐマッチングプラットフォームENMAのサービス提供を2023年10月から開始しました。元々、私はWebマーケティング・コンサルティング事業を専門とした会社に従事していましたが、その中で行っていた「インフルエンサーマーケティング」の在り方に疑問を抱き、ENMAを立ち上げることにしました。ENMAが目指すゴールは、まずは従来のマーケティング手法に変革をもたらすことです。この目標を達成するには、使いやすいプラットフォームを構築し、プロセスを効率化することが不可欠と考えました。そのために、社会的・技術的に信頼と実績のあるデザインワン・ジャパンさんにENMAの構築や具体的な機能開発をお願いしました。


プラットフォーム構築にあたってDOJに依頼を頂いたのはなぜですか。

児島 開発当初、ウェブサイトやプラットフォームを制作できるスキルをもったエンジニアが弊社には在籍しておらず、システム開発会社と直接やり取りをしながら1つのサービスを作っていくのは難しいのではという課題がありました。企画の段階からタッグを組んで要件定義・設計、保守や運用に至るまで細かい業務のディレクションを担える人材や開発会社を探していたところ、関係者を通じてDOJさんと出逢うことができました。


実際に開発を進めていく中で弊社にどのような印象をお持ちになりましたか。

児島 ウェブサイトの開発や各ページの要件を決めるにあたって、開発拠点があるベトナムのエンジニアとの橋渡し役をして下さるブリッジSEの方とやり取りをしましたがコミュニケーションがとてもスムーズで好印象でしたね。現地の知見があり、技術力のあるブリッジSEの方に直接相談できたので解像度の高い依頼が可能でした。仕様の変更点も細かいニュアンスを日本語で伝えられたので、言語の壁や文化の違いに悩むことなくスピード感ある開発ができたと思っています。


開発は問題なく進んだんですね。

児島 本音を言えば、DOJさんに依頼することは当初不安だったんです。というのも、過去の経験で、エンジニアなどの技術職の方との会話が全くかみ合わないことがあったからです。向こうにとっては常識的なことでも、システム開発に不案内な私にはそもそも単語から理解できないこともあり、一方通行のコミュニケーションになってしまうのではと懸念していました。でも、今回の開発はなぜそのような仕様にするのかなど、理由をきちんと話してくれたり、こちらの理解度に合わせて話を進めてくれたり、専門用語を使わずにかみ砕いて説明してくれたので、杞憂でした。途中から弊社のエンジニアスタッフが開発に加わったのですが「こちらの意図したことがすぐに実現するので仕事がしやすいですね」と喜んでいたくらいです。

こちらの言葉足らずや伝え方にミスがあり希望通りの設計にならなかったとしても、そこで諦めることなく現実的な代替案を示してもらえることがありがたかったですね。「何ができるのか」「この機能開発には工数がどれくらい必要なのか」など疑問点が明確になったのも非常に助かりました。


品質はご納得頂けましたか。

児島 ウェブサイトの品質は総じて高かったです。バグや発注通りにシステムが構築されているかをチェックする検収段階で修正が必要なところが200箇所ほど見つかりましたが、1〜2週間程度で半分以上解決していたのには驚きました。「システム開発には想定外がつきもの」と考えていましたが、トラブル対応含めて満足しています。


最初の窓口は弊社の営業担当でしたが、どのようなやり取りをされましたか。

児島 サービスのローンチ初期に発生するトラブルシューティングをまとめた「初めてガイド」を作成して下さり、アドバイスを頂く時間を設けてもらえました。開発初期段階で抱える問題点について固めておくことでユーザーの不満も減らせるし、弊社の作業効率アップにもつながりました。また、私たちの「ENMA」のサービスについて、第三者視点から見た分かりづらい点を指摘してもらえたのも嬉しかったですね。おかげで新しい発想や機能の実装につながりました。


最後に、今回の総合的な感想をお聞かせ下さい。

児島 プラットフォームの運用や保守も引き続きDOJさんにお願いをしたいと考えています。インフルエンサー、企業、NPOそれぞれが認知向上・社会貢献できる社会をDOJさんと共に築いていきたいです。




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