【2026年最新版】ChatGPT API料金表|モデル別の価格と選び方
目次
ChatGPT APIは、入力トークンと出力トークンの量に応じて支払う従量課金制です。2026年10月時点の主力モデルは、GPT-6 Astra、GPT-5.6 Sol、Terra、Lunaの4つで、100万トークンあたりの標準料金は入力0.20ドルから10ドルまで開きます。
本記事では、モデル別の料金表、料金の計算方法、コストの試算例、費用を抑える方法を解説します。(2026年10月更新)
ChatGPT APIの料金表|モデル別の価格一覧
2026年10月時点の標準料金は次のとおりです。金額はすべて100万トークンあたりで、円換算は1ドル=150円の目安です。
| モデル | 入力 | キャッシュ入力 | 出力 | 位置づけ |
| GPT-6 Astra | $10.00(約1,500円) | $1.00(約150円) | $50.00(約7,500円) | 最上位。2026年9月3日に公開 |
| GPT-5.6 Sol | $5.00(約750円) | $0.50(約75円) | $30.00(約4,500円) | 高精度・エージェント向け |
| GPT-5.6 Terra | $2.00(約300円) | $0.20(約30円) | $12.00(約1,800円) | バランス型。大量処理向き |
| GPT-5.6 Luna | $0.20(約30円) | $0.02(約3円) | $1.20(約180円) | 高速・低コスト |
※GPT-5.6 Solには、2026年11月21日までの特別価格(入力$4、出力$20)が設定されているとの情報があります。適用条件は、OpenAI公式の料金ページで確認してください。
旧世代モデルの料金
旧世代のモデルも、引き続き提供されています。互換性の理由で使い続ける場合の目安です。
| モデル | 入力 | 出力 |
| GPT-5.4 | $2.50 | $15.00 |
| GPT-5.1 | $1.25 | $10.00 |
最新世代のTerraのほうが、旧世代のGPT-5.4より入力が安くなっています。移行の可否は、精度と互換性を確認して判断してください。
料金が上がる条件と下がる条件
- 長文脈の割増:入力が約27万トークンを超えると、入力は2倍、出力は1.5倍程度に割り増しされる
- キャッシュ入力:同じ入力を繰り返し送る場合、通常の入力の10分の1の単価になる
- Batch API:入力・出力とも50%引き。24時間以内の非同期処理が条件
- データレジデンシー:データの保存地域を指定すると、10%程度の上乗せがかかる
ChatGPT APIの料金の仕組み|トークンとは
トークンとは、テキストを細かく分割した処理の単位です。日本語では1トークンがおおよそ1〜3文字、英語では1単語が1トークン前後に相当します。数え方はモデルごとに異なるため、正確な数は実際に流して計測するのが確実です。
入力・キャッシュ入力・出力の違い
- 入力トークン:プロンプトや参考資料として送るテキストの量
- キャッシュ入力:過去に送ったものと同じ入力を再利用したときの量。単価は通常の入力の10分の1
- 出力トークン:APIが返す回答の量。単価は入力の5〜6倍と高い
出力の単価が高いため、回答の長さを制限するだけでも、コストを抑えられます。
コストの計算例
料金は「トークン数 ÷ 100万 × 単価」で計算します。
| ケース | 計算 | 月額の目安 |
| GPT-5.6 Luna:入力500・出力500トークンの処理を1,000回 | 入力50万トークン × $0.20 = $0.10、出力50万トークン × $1.20 = $0.60 | 約$0.70(約105円) |
| GPT-5.6 Terra:問い合わせ対応AI(月に入力3,000万・出力500万トークン) | 入力3,000万 × $2 = $60、出力500万 × $12 = $60 | 約$120(約18,000円) |
※トークン数は説明用の仮定で、実測値ではありません。実際の請求は、プロンプトの長さ、応答の長さ、実行回数で変わります。本番の前に、数日分のトークン消費を計測してください。
用途別のモデルの選び方
| 用途 | 向いているモデルの目安 | 理由 |
| 高度な推論・複雑なエージェント処理 | GPT-6 Astra、GPT-5.6 Sol | 精度を優先する場面。単価は高いため、必要な工程に絞る |
| 問い合わせ対応・文書生成・社内ツール | GPT-5.6 Terra | 精度と単価のバランスがよい。まず試すモデルとして向く |
| 分類・抽出・タグ付けなどの大量処理 | GPT-5.6 Luna | 単価が最も低く、処理が速い |
最初から最上位モデルを使うのではなく、安価なモデルで試し、精度が足りない工程だけ上位モデルに切り替える進め方が、コストを抑えやすい方法です。
他社APIとの比較|Claude・Geminiとの使い分け
生成AIのAPIは、OpenAI以外にもAnthropicのClaudeやGoogleのGeminiがあります。用途によっては、複数のAPIを使い分けるほうが、コストと品質のバランスがよい場合もあります。
| 提供元 | 代表モデル | 使い分けの目安 |
| OpenAI | GPT-6 Astra、GPT-5.6 Sol/Terra/Luna | 幅広い用途に対応。階層が細かく、用途ごとに選びやすい |
| Anthropic | Claude Opus 5、Sonnet 5、Haiku 4.5 | 長文の要約や日本語の文章生成、コーディング支援で比較されることが多い |
| Geminiシリーズ | 長い文書の処理や、Google Workspaceとの連携で比較されることが多い |
どのAPIが向いているかは、扱うデータやプロンプトによって変わります。自社の実データで同じ処理を流し、品質と費用の両方を比べてください。ClaudeとChatGPTの料金は、Claude APIとChatGPT APIの比較記事で、モデルの階層をそろえて整理しています。
ChatGPT APIの料金を抑える5つの方法
1. Batch APIで50%引きにする
即時の応答が不要な処理は、Batch APIにまとめて送ると、入力・出力とも50%引きになります。結果は24時間以内に受け取れます。日報の分析、過去データのタグ付け、翻訳のような急がない業務に向いています。
2. キャッシュ入力を活用する
システムプロンプトや長いマニュアルなど、毎回同じテキストを送る場合は、キャッシュされた入力の単価(通常の10分の1)が適用されます。長い資料に基づく質疑応答システムでは、入力コストを大きく減らせます。
3. 軽量なモデルから試す
最初はLunaやTerraで試し、精度が足りない場合のみ上位モデルに切り替えます。工程ごとにモデルを使い分けると、全体の費用を抑えられます。
4. 出力の長さを制限する
出力トークンは単価が高いため、「200字以内で」「箇条書きで」のように、回答の長さを指示します。上限トークン数の設定も有効です。
5. 長文を渡しすぎない
入力が約27万トークンを超えると割増になります。必要な部分だけを渡す、資料を要約してから渡すといった工夫で、割増を避けられます。
無料枠について
Web版ChatGPTの無料プランと、APIの料金は別です。APIは従量課金で、無料クレジットの提供有無や金額は時期によって変わります。登録時の案内は、OpenAI公式で確認してください。開発の初期は、少額のクレジットで、1リクエストあたりのトークン消費量と応答速度を計測しておくと、本番の予算を立てやすくなります。
まとめ
ChatGPT APIは、入力・キャッシュ入力・出力ごとのトークン単価で課金され、2026年10月時点の主力モデルは、GPT-6 Astra、GPT-5.6 Sol、Terra、Lunaです。モデルによって単価が最大50倍以上開くため、用途に合ったモデルの選定が、最も大きなコスト削減策になります。
Batch API、キャッシュ入力、出力の長さの制限を組み合わせると、さらに費用を抑えられます。料金は改定されることがあるため、契約や予算化の前に、OpenAI公式の料金ページで最新の価格を確認してください。
ChatGPT APIの導入を含めたDX戦略の策定や、開発パートナー選びでお悩みなら、専門家にご相談ください。
よくある質問
ChatGPT APIの料金体系はどうなっていますか?
ChatGPT APIの最新モデルの料金はいくらですか?
ChatGPT APIの料金を安くする方法はありますか?
入力トークンと出力トークンの違いは何ですか?
用途に合わせてどのモデルを選べばよいですか?
ChatGPT APIに無料枠はありますか?
長い文書を渡すと料金は上がりますか?
ChatGPT APIとClaude APIはどちらが安いですか?
小売業界でブランド品のバイヤーなどを経験したのちIT業界に転身。 株式会社ライブドアのインフラ事業の営業責任者を担当。 ベンチャー企業の運営に関わった後、2016年にデザインワン・ジャパン(現GMOデザインワン株式会社)へ入社。 「エキテン」事業の営業・サポート部門責任者を務めたのち受託開発事業の立ち上げを担当し、 現在は執行役員兼エキテン事業、受託開発事業とその所管グループ会社を統括。
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