オフショア開発の品質 実際どうなの?品質を高めるポイントを紹介

オフショア開発の品質 実際どうなの?品質を高めるポイントを紹介
日本のエンジニア不足や人件費高騰のため海外でアプリなどを作るオフショア開発が注目されていますが、「バグが多い」「自社で開発した方が機能を実装しやすい」など品質に課題があると思われている方も多いのが現実。国が違えば多少のすれ違いが起きるのは当然のことですが、成果物の品質を担保する方法はあります。オフショア開発における品質向上の対策と具体的なチェック項目を解説していきます。この記事は、ベトナムに開発拠点を持つデザインワン・ジャパン DX事業本部の泉川学が作成しました。

目次

オフショア開発の品質が疑われやすい理由

「オフショア開発」と聞くと懸念されがちなのが、「完成した製品の品質が低いのではないか」ということです。日本国内よりも海外のほうが人件費が抑えられるためオフショア開発が活用されますが、「価格が安い」=「成果物の品質が低い」と捉えられがちなことが背景にあるでしょう。

また、東南アジアなど新興国のエンジニアは、日本よりもスキルや能力が低いのではないかという思い込みもあります。
しかし実際には、東南アジアなどの新興国ではITに関する技術力や知識量は日本とほぼ同等で、固定電話よりスマートフォンを先に手にした彼らは日本よりも進んでいるケースも珍しくありません。

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オフショア開発で品質に影響する原因

こうした思い込みから利用をちゅうちょされることのあるオフショア開発ですが、オフショア開発において成果物の品質を左右する理由はどのようなことでしょうか。それは主に、発注側と受注側の「認識の相違」が大部分を占めているといえます。ここでは、品質に影響する主な原因を2つご紹介します。

 

①コミュニケーション

まず1つ目はコミュニケーションです。言葉や文化、習慣の違いによるコミュニケーションのロスは成果物の品質に大きく影響します。日本は、空気を読んだり、行間を読み取る「ハイコンテクスト文化」です。英語では物事を誰にでも分かるように明確で直接的な表現をしますが、日本語は曖昧で間接的な表現がよく使われ「言葉にしなくても伝わるだろう」と考えてしまいがちです。「適当に、◯◯な感じでよろしくお願いします!」は海外では通用しません。異なる文化的背景を前提に、現地エンジニアと積極的かつ丁寧なコミュニケーションを取る必要があります。

 

②発注側で何をどうしたいかが明確になっていない

アプリの仕様や要件が明確に定まっていない場合、アウトプットにも影響を与えます。どんなアプリやシステムを作りたいのかを発注側で言語化できなければ、開発側に正確な情報は伝わりません。「不明確なところがあってもどうにか対処してくれるだろう」と期待すると、大きなトラブルに発展する可能性もあります。オフショア開発を発注する前に内部で仕様書や要件を多角的、多面的に確認することをおすすめします。
特に、開発の上流工程である、企画やコンセプトなど、ビジネスの根幹にも関わる部分は、自社で決定しましょう。

 

オフショア開発の品質を高めるポイント

認識の相違を前提とした上で、成果物の品質向上に欠かせないことはどういった点が挙げられるでしょうか。品質を向上させる3つのポイントを具体的にご紹介します。

 

日本人のブリッジSEがいる企業を選ぶ

コミュニケーションのトラブルは、異なる言語・文化・生活様式で育った者による認識のすれ違いで発生することがほとんどです。日本の文化や商習慣を理解している「日本人のブリッジSE」が開発会社にいることで、日本側の背景や意図を理解した上でプロジェクトの進め方を相談したり、納期や開発のトラブルが起きた場合でも柔軟に解決することが可能です。

 

仕様書や定義書は明確に記す

言語や文化の異なる海外で開発を行うため明確で丁寧な言葉遣いが重要です。開発内容を仕様書や定義書に落とし込む際に、使用する言葉や表現は曖昧にせず、明確に、具体的に開発会社のエンジニアへ提示することがオフショア開発成功の鍵です。

 

定期的にレビューの機会を設ける

仕様書や定義書を丁寧に作成しても、発注元の意図が正確に伝わらなかったり受注側が異なった受け取り方をすることも想定しておく必要があります。

開発開始後は、仕様書通りに進んでいるかレビューやテスト計画をこまめに設定しましょう。定期的に情報交換を行い、テストを通して軌道修正をしながら品質管理することで、よりイメージに近い成果物の納品を実現できます。発注元と開発側の疑問点も解消できるため、手戻りが少なくなり開発費を抑えることにもつながります。

 

オフショア開発の品質 まとめ

オフショア開発には、コストを抑えつつ優秀な人材に開発を委託できるというメリットがあります。成果物の品質が懸念されるのは、コミュニケーションが大部分を占めます。そのため、オフショア開発で「丸投げ」は禁物です。オフショア先には、何をどうしたいのかを明確に伝えることを心掛けましょう。
また、意思疎通や感覚のズレを即座に修正できる日本人のブリッジSEがいる開発会社を選ぶことで、コミュニケーション面のリスクは大幅に軽減されます。開発計画に定期的なレビューやテストを組み込むことで、発注元と開発現場の方向性をすり合わせながら進められるでしょう。

 


コストと品質のバランスが取れたオフショア開発は当社へ

デザインワン・ジャパンは、ベトナムのダナンに開発拠点を持つ日本の東証スタンダード上場企業です。御社とベトナム現地の開発チームとの間には日本人のブリッジSEをアサインするため、まるで日本のIT企業に発注しているかのようにコミュニケーションもスムーズ。コストと品質のバランスが取れた開発が特徴です。IT人材のリソース確保にお悩みの企業様や、国内企業に委託するよりも費用を抑えたい企業様におすすめです。

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